DEPARTMENT
本社には、<テクニカルセンター><総合企画部><生産安全部><営業企画部>の部門があります。
また、各工場では<生産部>と<営業部>に分かれています。
いずれも、経営理念である「国内畜産の未来をひらき、食卓に信頼をお届けする」ために、各部門との連携を図りながら業務を円滑に進めています。
TECHNICAL CENTER
取締役中嶋 真一
テクニカルセンターは部門の名称であり施設の名前でもあります。施設は愛知県新城市にあります。
本社含めて3ヶ所の拠点にて、製品である配合飼料製造の根幹を行う飼料開発室と、家畜や畜産物の健康や安全支援を行う家畜診療指導室からなっています。
飼料開発室
配合飼料を設計し、各工場製造部に指示を出します。飼料製造の部署、スタート地点としての役割です。
各地との連携が必須な業務であるため、統括するポジションとして主に本社で実施しています。
配合飼料や原料の栄養成分の分析を主に行います。
配合飼料は、品質の観点から飼料安全法(略称)により遵守すべき成分もあり、それらの状況把握のために分析も行います。
試験飼料を供試動物に給与し、新製品開発のための新しい原料の性能や、設計変更に伴う製品性能の変化について調査します。
センター内で供試動物は、採卵鶏、食肉鶏、豚、採卵うずらで、栄養に対する反応や状態を見やすいように管理しています。
家畜診療指導室
農場の環境調査や、家畜の健康状態に関する検査(血液中抗体など)、および管理、畜産物の検査などを行います。検査結果や改善案は農場指導の際に活用されます。
衛生検査で出たエビデンスをもとに、農場での衛生指導と、
農場HACCP(危害要因分析重要管理点)導入へのサポートなどを行います。
GENERAL PLANNING・SALES PLANNING
執行役員鈴木 基司
本社機構の中心的な部門であり、主に6つの部署・業務に分かれており、
それぞれが連携し幅広い業務を担っています。
総合企画部
給与・賞与計算から労務管理、採用に関することまで幅広い業務を行っています。
総会や定例会議の準備・運営のほか、各工場の巡回や、各部署から挙がったヒヤリハット事例に対応した会議、改善活動なども行っています。
資金調達のために銀行と交渉したり、経費管理、会計管理や会社、部署ごとの成績管理をしたりと、
金銭に関わる業務を幅広く行っています。
当社代表の秘書的な業務のほか、業界や地域からの要請、要望に対しても管理・調整を行っています。
約30年前から開設。
豊橋飼料の配合飼料を食べて育った安全・安心、新鮮な生産物や加工品を工場から全国各地へ直送します。
GENERAL PLANING
SALES PLANING
営業企画部
マルトグループの関連会社21社の管理・サポートを行っています。
各部署から情報収集しながら3カ月に1度、配合飼料の価格改定等を行っています。
また、OA設備やパソコンの管理・調達、ネットワークにかかわること全般を担当。
営業社員が持つ携帯電話の管理も行っています。
約90種類の飼料原料を、総合商社から仕入れ、各工場へ手配します。
原料に関する業務を行っています。
このほか、新たな事業や企画が起こった際には、
随時、総合企画部がとりまとめて他部署からのメンバーも加えたプロジェクトが立ち上がり、
各プロジェクトメンバーが中心となって進行します。
SALES
ゼネラルマネージャー中山 英俊
本社を含む中部営業部、関東営業部、関西営業部、九州営業部があります。
当社製の配合飼料の販売をはじめ、それに付随する商材(堆肥処理に関するものや幼豚など)をお客様へご提案します。
お客様は畜産農家が中心で、一部ディーラー(卸売販売会社)も。
既存のお客様への巡回が主な営業活動であり、販路拡大のための新規顧客開拓も行っています。
SALES
農場運営の中で、動物たちの様子の変化やお悩みをお伺いします。
真剣なご相談から何気ない雑談まで、お客様の声に耳を傾けることで改善のために様々なご提案をします。
「エサが足りなくなった」と連絡があり、出向くこともあります。
生き物を相手にする仕事なので、休みや昼夜問わず連絡が入ることもありますが、
なるべく迅速に対応できるよう社内の体制を整えています。
ときにはより良い関係性を築くために、農場で作業を手伝ったりすることも。
畜産農家の皆さんとともに安全で安心な畜産物を全国へ届けられるよう、常に畜産農家に寄り添った活動を心がけています。
お客様のニーズをいち早くつかみ、最適な商品をご提案します。
当社製の配合飼料は、対象動物や年齢、状態、エサの形状の違いなどに合わせて、約200〜300種類ほど。大学で新しい考え方や研究結果が発表されると、それに基づきテクニカルセンターで新商品を開発するため、数はどんどん増え続けています。
新しいお客様とのご縁のために、常に自社の商品構成を把握し、
お客様にとって最適な商品の提案ができるようにすることが新規顧客開拓の秘訣です。