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同時期入社の先輩方に、入社の決め手やお仕事の内容などを話していただきました。
本社である豊橋工場と、千葉工場、姫路工場、九州支店、テクニカルセンターから、それぞれオンラインで参加しています。

Q1

入社のきっかけや決め手は何でしたか?

自分の能力を活かして、
地域に貢献できるところがポイントでした。

H.Y

もともと動物や自然が好きだったので、就職するならそれらに関わる仕事がいいな…と考えていました。
最初は会社の見学に行って、自分のやりたいことに近いなと感じたのが決め手です。豊橋飼料は地域に根差した企業なので、地元に貢献できるところもポイントでしたね。

M.Y

せっかく働くなら、やっぱり地元の役に立ちたいですよね。僕は、大学で行われた合同企業説明会で豊橋飼料の存在を知りました。農学部で生物に関して学んでいたので、その知識が活かせるし、自分が住んでいる土地の役に立てるし、ということで面接を受けました。そのままスムーズに採用が決まったので、縁があってよかったと思います。

I.H

僕もきっかけは大学の企業説明会でした。合同だったので、たくさんの企業の方がいらっしゃってたんですが、その中でも豊橋飼料が一番「自分のやりたいこと」にマッチしていると感じました。一番興味が持てて、一番やりがいを感じたというか。なので、他の会社の説明も受けたんですが、豊橋飼料以外には応募してないんです。

N.T

最初からそこまでしっかり決まっていたのはすごいですね!僕は、だんだんと食品業界に興味を持つようになって…という感じでした。大学で生物に関することを学んでいましたが、食品関係の求人が多いことに気付いて、就活のときは食品業界に絞って考えるようになっていました。

同じく合同企業説明会がきっかけでしたが、そこで初めて「飼料会社」という存在を知ったことで、生物と食品の知識が両方活かせることに魅力を感じて、入社を決めました。なので、すごく手探りで就職先を決めた感覚があります。

M.T

さまざまな業界に活かせるような内容を学んでいると、「どこがベストなんだろう?」ということがわからなくなりますよね。僕は、自分でいろんなサイトや情報を活用して就職先を探していたので、いろんなことに迷った覚えがあります。

最初は環境コンサルタントを行う企業を探していて、実際に一社内定を頂いたんです。でも、周りから「高校で学んだことが活かせる仕事が、もっと別にあるんじゃないかな?」と言われました。高校では、農業系の勉強をしていたんです。

そこからいろんな企業の面接を受けました。豊橋飼料に決めたのは、担当の方と専門的な内容について楽しくお話しできたからです。ノウハウがしっかりあって、社員さんもいい方が多い会社という印象でした。

Q2

普段はどんなお仕事をしていますか?

飼料づくりの視点から、
農家の方のお悩みを解決する仕事です。

M.Y

営業職は、担当する農家の方とのやりとりが中心です。営業所によって細かいところは違いますが、基本的には地区や家畜の種類ごとに担当が決められている形です。

僕は今主に豚とうずらを担当しています。豚は、エサを食べた後の体調とか、と畜場に何頭出せそうかとか、そういった内容までお話しします。うずらは、たまごの状態も確認しますね。

新しいエサのご提案をすることもありますが、今使っているエサの使用感を聞いたり、困っていることがないかを伺ったりもします。その内容を開発の方にフィードバックして、改良や開発をお願いしていきます。

H.Y

営業なので、最初は「いろんなところを回ってエサを売るのかな?」といったイメージでしたが、実際の業務はもっと幅広くて深いですよね。初対面の方へ一方的に売るのではなくて、農家の方の思いや考えに寄り添いながら、一緒にいいものを追求していくような感覚です。

なので、実務的な作業に携わることもあります。
僕の担当は鶏なんですが、一万羽近くの数を鶏舎へ移すお手伝いをしたことがあります。鶏がある程度成長したら、ひよこのエリアから成鳥のエリアに移動させるんですよ。人手が必要な作業なので、手伝わせてもらいました。

I.H

作業をする機会はけっこうありますよね。
僕も同じく養鶏の担当ですが、たまごの集卵、害虫の駆除、畜舎の修理、動物よけのネット張りなど…いろんなことをやらせてもらいました。

現場の方だけでは手が回らない部分は、自分たちから積極的にお手伝いさせていただいています。コミュニケーションのきっかけにもなるし、お客様のことをきちんと理解できるし、なにより先方に喜んでいただけることがうれしいですね。

N.T

営業の基本業務は、どこの工場でも共通していますね。
お客様のところを回って、お話を聞いたり、ご提案をしたり、お手伝いをしたり。農家の方との連携が大切なお仕事です。

僕は以前、鶏糞を使った発酵資材の開発に関わったことがあります。エサによって大きく左右される部分なので、綿密に打ち合わせをして、相談しながら開発を進めました。農家さんの設備を見せていただいたりとかして…普段のやりとりでは入ることができない場所なので、それだけ信頼してもらえたのかな、と実感できた出来事でした。

M.T

僕は、最初にMくんが話していた開発側の仕事をしています。テクニカルセンターの中でも、動物試験チームの所属です。

営業の方から受けたお客様のご要望をもとに新しい飼料を作って、実際に家畜へ与えながら経過を観察します。僕は鶏の担当なので、エサを食べた鶏の体重や、たまごの重さ、殻の強さなどを見て、今度は設計チームの方にお伝えします。「このエサを食べたら、たまごがこんなふうになった」という内容ですね。

そこから、設計チームの皆さんが実際の商品にしていきます。コストや性能など、お客様のご希望に叶う飼料を実用化させるお仕事です。

Q3

やりがいを感じるのはどんなときですか?

お客様の喜ぶ声を受けて、
自分の成長が実感できたときです。

M.T

「考えては試す」を繰り返す仕事なので…自分が与えた飼料によって、鶏が思った通りの反応をしてくれたときですね。

たとえば、お客様のご要望が「性能はそのままに、コストを下げた飼料が欲しい」というものだったら、まずは飼料の成分を見直します。鶏には、入っていても栄養として吸収できない酵素もあるんです。なので、性能が変わらないレベルでそれらを取り除きながら調整をします。

そのあたりの調整は「これを減らそうか」「このくらいの配合にしようか」ということの繰り返しなので、思い通りにいった瞬間は達成感がありますね。

M.Y

僕は営業職なので、自分が提案した飼料を「いいね、使ってみるよ!」と言ってもらえた瞬間は手ごたえを感じますね。そのあと「おかげで改善されたよ」とか「この間の、すごくよかったよ」と言ってもらえると、がんばってよかったと思います。

お客様の不満は、「何かありますか?」という問いかけだけでは出てこないんですよね。信頼を築いていくうちに、何気ないやり取りの中でぽろっと不満がこぼれることもあります。それを逃さずにキャッチして、最適な提案ができたときは、お客様もいつも以上に喜んでくださるし、そのぶん自分もうれしくなります。

I.H

やっぱり、お客様の感謝って一番のやりがいですよね。
僕はスピーディな対応を心がけていますが、それに対して喜んでもらえることが多いです。お客様の疑問に素早く答えを返したり、ご要望をなるべく早く形にできるようにしたり。

生き物のことなので、「100%の正解」というものはどうしても存在しません。家畜の体調はもちろん、天気や温度、季節といったいろんな要因で品質が変わります。

それでも、自分が持っている限りの知識や情報を使って応えることで、お客様との信頼関係も築けて、自分もどんどん成長していけます。

N.T

「お客様のために」と思ってがんばっていると、知らない間に自分のスキルも上がりますね。

お客様にご提案する際、資料を作って持っていきます。自分で情報を調べて、「どうやったらわかりやすいか」「どうすれば伝わるか」ということを考えながら試行錯誤するので、その資料をきっかけに「じゃあ、お願いしてみようかな」と言われるとやりがいを感じますね。「よかった!」と思います。

加えて、他の方がそれを活用してくれたりすると、さらにうれしいですね。先輩や同僚の助けになってると思うと、もっとがんばりたくなります。

H.Y

間接的にかもしれませんが、飼料は「食品」という生活に必要不可欠なものに関わる仕事だと思います。その中で頼られたり喜ばれたりする意味って大きいですよね。

レストランだったり、ご家庭の食卓だったり、販売店のお弁当だったりと、ルートはさまざまですが、最終的には必ず消費者の方のもとへ届きます。たとえば、時代や時期によって飲食店での需要が減っていても、そのぶんスーパーなどで求められる量が増えて…と考えると、改めて「生活に欠かせない仕事をしているんだな」という実感がわくんですよね。

なので、農家の方からの「ありがとう、助かったよ」は、その先にいる消費者の方からの言葉でもあるのかな、と感じます。

Q4

入社直後と今の自分を比べて、どんなところが変わりましたか?

知識や技術が身について、
一人でできることが増えました。

I.H

入社から三年目なので、まだまだなところばかりですが…それでも、入社当初と比べると、だいぶ知識がついてきたと思います。

大学で畜産系のことを学んでいたので、入社前から多少の知識はあったんです。それでも、現場に出てみると全然足りなかったんだなと思いますね。今でも「まだ足りない!」と感じることばかりです。

H.Y

たしかに、入ってすぐのときって、本当に何もわからない状態でした…。なので、初めは上司や先輩と一緒にお客様のところにお伺いして、仕事を覚えました。

初対面の方と深い仕事の話をしたりって、学生生活の中にはない出来事なんですよね。だから、わからないことだらけで当然なんです。そこから、先輩の背中を見ながら覚えて、サポートしてもらいながらも少しずつ経験して…といううちに、一人でできるようになっていきます。

今では一人でお客様のところへ行って、一人で話して、ある程度のトラブルにも対応できるようになりました。経験を積んで、打たれ強くなった部分もあるかもしれませんね。

N.T

打たれ強くなったっていうの、わかります。
僕たちの仕事は、営業という人対人の仕事であるのと同時に、飼料という言葉が通じない動物相手の仕事でもあります。なので、どうしても思い通りにいかないことも多いんですよね。

「ダメだった」「今度はこうしてみよう」ということの繰り返しで全然前に進まないときでも、根気強く挑めるようになりました。

自分の成長もありますが、努力の過程をきちんと評価してもらえることも大きいですね。上司や先輩に相談したときに、「がんばってるね」って言ってもらえるので、前向きに取り組むことができています。

M.Y

入社直後と比べると…話せるようになったかな、と思います。

営業職を選んだ理由の一つに、「人見知りを直したい!」というものがありました。今までは、先輩からお客様に紹介していただいて、挨拶をして…そこからは、事前に準備していた内容しか話せませんでした。全然しゃべれなくて、会話も続かなくて。

少しずつではありますが、お客様の人となりを知ったことで、会話が続くようになっていきました。今では、一人でお客様にお会いして、本題よりも雑談のほうが多いくらいのときもあります。

M.T

僕は皆さんとは逆で、「人を頼れるようになった」というところが変わったかなと思います。もちろん、最初のころはわからないことだらけですが、それを何でも一人で解決しようとするクセがあって…。

でも、先輩を頼ることが大切なんだって気がつきました。
自分が長々悩んでいたことも、相談することであっさり解決したり、細かい確認や質問を重ねることで連携がとりやすくなったり。先輩方も状況が把握しやすくなるので、結果的に効率も上がるんですよね。

個人で作業しているときでも、全体を見ればチームプレーです。先輩方も気さくに受け入れてくれるので、皆で助け合いながら進めていくことが大切だと思いました。

Q5

職場の雰囲気はどんなイメージですか?

先輩に相談しやすく、
集中して仕事に取り組める環境です。

N.T

工場によって違うかもしれませんが…関西は「にぎやかで明るいな」という印象です。コミュニケーションがしっかりとれているというか。

特に、優しくて気遣ってくれる先輩が多いです。
以前、僕が体調を崩したときに、先輩が食べ物を買って家まで持ってきてくれたことがありました。一人暮らしなのですごくありがたかったですね。

ほかにも、月一、二回程度の社内イベントとか…プライベートな場になりますが、先輩方に誘ってもらって入った卓球のクラブチームとか。いろんな場面でお世話になっています。

M.T

年齢とか、上下関係による壁はそこまでないですよね。
僕が所属する動物試験チームも、二十代から三十代の方が多いこともあって、対等に意見を交換しあっています。言いたいことはきちんと言える空気ですね。

会話も、ちょっとした雑談から仕事の内容までさまざまです。その中でも、きっちりやるときと少し息を抜くときとで、切り替えはしっかりしています。

ほかのチームの応援に行ったり、連携して作業したりということも多いので、コミュニケーションはとっていますね。単純作業が多い部署ですが、意外と活発的な雰囲気かもしれません。

I.H

若い方が多いと、自然と賑やかな感じになっていくかもしれませんね。九州も年齢層が比較的低くて、明るい感じです。先輩方との距離も近いので、ちょっとしたことでも相談しやすいし、アドバイスももらえます。

そのぶん、切り替えがしっかりしているところも同じです。集中しているときは黙々とがんばって、休憩するときは気楽に肩の力を抜いて…といった感じです。

H.Y

中部は逆に、穏やかで落ち着いた部署だな、という印象です。工場によっていろいろなんですね。

でも、先輩方と話しやすいというところは共通しているかなと思います。仕事のことはもちろん、プライベートな相談に乗ってもらうこともあって。皆さん物腰が柔らかいし、すごく真剣に答えてくれるので、つい頼ってしまいますね。

M.Y

皆さん頼りがいがありますよね。優しい先輩ばっかりです。
関東はけっこう忙しいというか、テキパキ動いている感じですね。仕事に対してはストイックで、スケジュールもタイトなときがあります。その中でも、指導する時間や相談できる時間をつくって対応してくださいます。

失敗したときのフォローや指摘もわかりやすいし、言葉が柔らかいので、前向きに受け入れて成長していける環境だと思います。

Q6

どんな人に向いているお仕事だと思いますか?

M.T

テクニカルセンターは…体力がある人が後輩に来てくれたらうれしいです。実際に自分たちでエサを作ったり、測定したりという場面では、意外と体力を使うんですよね。慣れてくればそれほど大変ではないんですが、最初はちょっと疲れるかもしれません。

あとは、注意深さでしょうか。飼料作りでは、配合はもちろん、気温や水温といった条件、動物の体調管理、異変やトラブルへの対応など、細かい気遣いが必要な仕事です。なので、慎重に、繊細な作業ができる人は、やりがいを感じられるんじゃないでしょうか。

H.Y

生き物と関わる仕事なので、そういう気遣いは必要ですよね。
そういう点では、動物が好きなことも適性のひとつじゃないかなと思います。テクニカルセンターでも営業でも、動物と直接触れ合う機会は多いです。

営業という視点だけで言えば、あとは…ちょっとしたことですけど、車の運転が好きな人かな。農場は山奥などにあることが多いので、街中より山道を走るのが好きな方は、楽しく働けると思います。

M.Y

たしかに、運転が好きだといいですね。車が好きなお客様も多いので、会話も弾みそうです。ただ、僕はコミュニケーションをとるのがまだまだ苦手なので…僕より話せる後輩が入ってきたら、ちょっと焦ります(笑)
一同

一同

(笑)

M.Y

ほかには、動物に理解があると仕事がスムーズですね。生き物の世話って、土日も休みも関係なく年中無休です。当然、お客様の仕事も同じです。なので、そこへの理解があると、ギャップが少なくすむんじゃないかな。ペットを飼った経験がある人とか、いいかもしれないですね。

I.H

経験や理解があるというのは大きなアドバンテージですね。
もしそういう知識がなくても、何事にも興味を持てる人ならどんどん成長していけると思います。小さなことでも自分から積極的に学ぶことで、お客様との会話の幅がどんどん広がります。

それから、あれですね。虫が苦手じゃない人ですね(笑)
畜舎なので、珍しい種類のものと遭遇することもあります。ただ、「そっか、君、虫ダメなのか(笑)」とお客様と話すきっかけにもなるので、それはそれでいいかもしれません(笑)

N.T

虫!僕もすごく苦手でした(笑)
でも、やっているうちに慣れていくんですよね。いろんなことに夢中になっているうちに「べつに大丈夫だな」という気になるというか。

とにかく、自分の役割を一所懸命こなすのが大切だと思います。どうしても、やりたい作業とやりたくない作業というものはあります。そこを納得して、自分の精一杯の力で成果を出そうとがんばれる人なら、どんな部署でも活躍できるんじゃないでしょうか。

Q7

今後の目標について教えてください。

もっと勉強して、社内外問わず
役立つ存在
になりたいです。

M.Y

たくさんありますが、今しいて言うなら、後輩のサポートをしっかりすることですね。自分も先輩方に助けられてきたので、同じように後輩にもしてあげたいと思います。

憧れの先輩…とまでは難しいかもしれませんが(笑)頼ってもらえる存在になりたいです。そのためにはこれからもたくさん勉強して、質問にすぐ答えられるだけの知識を付けたいと思います。

H.Y

勉強することはいつまでも尽きないんですよね。
農家の方の質問にも、まだすぐに答えられないときがあります。僕ももっと勉強して、新規の契約を取るのが目標です。今は継続してお付き合いのあるお客様ばかりなので、自分の力で新しいお客様との繋がりを作りたいですね。

N.T

新規の契約は、やっぱり営業の目標のうちのひとつですね。
自分はまだ勉強がメインの期間にいると思うので、お客様の役に立つ知識を積極的に増やしていきたいです。そのために、今までもこれからも、さまざまなことにチャレンジし続けていこうと思います。

I.H

僕も、HくんやNくんと同じく新規契約が目標です。
そのためには、今のままだと全然知識が足りないなと思います。普段の勉強はもちろんですが、お客様の作業のお手伝いややりとりの中で、もっと貪欲にいろんなことを学んでいきたいです。

M.T

僕は、お客様のご要望に沿った新しい製品の開発です。僕以外の動物試験チームの先輩方は、設計チームの仕事も兼任されているんです。なので、まずはそこに並ぶのが目標ですね。

あとは、その飼料を活かすために、お客様に「こういう環境にするといいですよ」とアドバイスできるようになれたらもっといいなと思います。

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