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子豚の誕生

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2022.9.8

テクニカルセンター所属の高橋です。

新城市の農場にて子豚が産まれました。
体重はおよそ1.5kg、片手でつかめる程度のサイズですが、元気に育っています。

皆さんは豚のことをどれくらい知っているでしょうか?
今回は豚の成長について産まれてから肉として出荷される180日間を解説したいと思います。


最初はほ乳期間となり、お母さん豚から栄養豊富な乳を飲んで成長します。
豚は一度に10頭以上の子豚を産むので、乳首の数が多いとはいえ子豚同士で乳首を奪い合いながら飲みます。
ここで子豚同士の強さが分かってきます。

そして産まれてから20~25日程度で子豚にとって最もショックな出来事、離乳が行われます。
お母さん豚と引き離されてしまうことで、子豚は意気消沈し、飼料も喉を通りません。

ちなみにお母さん豚はピンピンしていますよ。

この時点で体重は7kg程度。
ここからは子豚達だけで生活していくこととなり、飼料は原料を厳選して作った高栄養素の細かくした食べやすいほ乳期用飼料のみになります。
仲良く一緒に過ごしたいところですが、しばらくは順位付けをするために争いが起こります。

産まれてから60日で体重は30kgを超えてきます。
ここまで成長すると産まれた時の体重の20倍程度、随分と大きくなりました。
ここからは骨や筋肉が作られる時期になります。

そして最後に110日で体重が60kgに達すると脂肪を蓄える時期に入ります。
豚肉として美味しくなる最後の段階です。
体重110~115kgを目指し、達したところで出荷されます。

いかがでしたでしょうか。
豚は産まれてから半年で70倍以上の重さになります。
この成長に欠かせないのが彼らの口にする飼料なのです。
豚がより健康的に、そして大きく成長できるような飼料の開発を目指して努力していきます。

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